じゃかごには、長きにわたる豊富な実績がありますが、加えて工学的な検討により、更に信頼性の高いものとなります。以下に、当社で行っている設計検討の事例をご紹介します。
作用する外力と自重から、滑動、転倒、地盤支持を検証して、かごの安定について検討します。
作用する外力と自重から、金網張力、枠応力を検証して、かごの強度について検討します。
斜面における杭の設置条件、自重、地盤状況から、かごの滑動について検討します。
河川の水深とかごの設置勾配から、流速に対応する中詰材とかごの規格について検討します。
金網により中詰め材を拘束して機能を発揮するじゃかごは、粘り強さ、柔軟性に優れていますが、力の伝搬や変形、応力状態については、オーソライズされた解析手法が定まっていません。 当社では、有限要素法(FEM)による構造解析や実験などにより、じゃかごの解析について研究を進めています。